道流の人生
久しぶりにすべFを読んだ。
四季の部屋にあった本は、みんな15巻までしかない。
命もまた15までなんだと教えられた。
って話だけど、
本て、百科事典なんかじゃなおさら、
15ページ以上ありますよね。
道流が見ていた世界って、どんなだったんだろうな。
もっと広い世界があることも分かるし、
自分がそこに出ていくことも想像しただろうし、
だけど四季を殺すことが、
「自由へのイニシエーション」
「if」にも程がある話だけど、
もしも道流が予定通りに四季を殺していたら、どうなってたんだろうな?
自由を得たとして、
その自由の中を生きていく彼女は、幸せになれたんだろうか?
森ミスって、「あまりに不憫な登場人物」が、
例えば加部谷とか加部谷とか、海月とか海月とか、いるけども、
そのように名前が上がることすらない道流の、
不憫というか、凄絶な人生。
すべFを初めて読んだ時は、
花嫁人形が出てくるシーンがホラーみたいで怖かった記憶があるけど、
今回は、「14歳の少女なんだよな」と思って読んだら、
すごくシンプルで純粋な悲しみがあった。
道流が自分の人生をどう思っているか分からないから、
勝手に可哀想に思うのも、違うのかもしれないけれど。