森ミス年表未来編に、
「何故エリーズは語らなかったのか?」の情報を加筆しました。
一応、更新した箇所と内容の解説を。長文の蛇足です。
今作の時系列的な位置と、主にギャロワの動向に関して、年表に追加しました。
年表の基準はW血死無を2218年夏としているので、その前提で解説します。(詳しくは年表note参照)
■まず、今作「エリーズ」は2221年の11月に設定。根拠は以下に。
【季節】
・ノルドマンがギャロワと会わなくなってから1年にならない。前回会ったのは冬で雪が降っていた。(2章2)
→前回の冬から1年経っていないので、今作はざっくり秋以前と考える。エピローグでの外気温が摂氏14度。ドイツでは春か秋の気温。
【他作との位置関係】
・グアトがリアルでヴォッシュに会うのは半年ぶり。(プロローグ)
→シリーズ作中に記述があるものに限っては、グアトとヴォッシュがリアルで会ったのは「リアどこ」が最後。(ただしそれ以降に会わなかったという確証はない)
「リアどこ」自体は具体的な時期が不明であるものの、「リアどこ」の前作である「絶滅」が2221年春頃と推測される。
年表上は、諸々の記述から「絶滅」を5月にしているので、「リアどこ」はそれ以降になる。経過日数的に、おそらく同じ5月か6月頃と考えられる。
「エリーズ」はその半年後、秋。となると、大体10~11月頃が条件を満たす。
ちなみに「君夢」は9月頃~なので、「エリーズ」はすぐ後の出来事ということになる。
※この条件から、今まで明記していなかった「リアどこ」の時系列を5月に設定し加筆。
■次に、この「エリーズ」の位置を基準にして、ギャロワの誕生年を当てはめる。
【2105年】 誕生
・ギャロワの年齢は120歳前後。(1章2)
・アミラはギャロワの誕生以前にシャットダウンしている。(3章7)
→アミラは「風青海」で113年ぶりに再起動した。「エリーズ」は「風青海」の約4年後なので、「エリーズ」から換算するとアミラは117年前にシャットダウンしたことになる。(2104年のこと)
→アミラのシャットダウン以降の誕生で、120歳にできるだけ近くなる年、となると、2105年生まれ、116歳がMAXになる。まぁ「前後」の範囲内かな、という感じ。
■では誕生年を基準にして、ギャロワの現役時代の来歴をまとめる。
ほとんどを、3章8のオーロラ・レポート(究極の恵みの影響を受けていない)を根拠にして換算。
【~2124】 10代の頃、ハッカ「アース」として反社会活動。2年半ほど。(3章8)
またこの頃に、影の知能の分散型メカニズムを発案し、後にトランスファの基礎構造に応用されている。(トランスファ自体を開発したわけではない)(3章6、7)
※奇しくも、真賀田四季が共通思考のプログラムを完成させたとされる時期と同じ。
数年後 大学の補助員として就職。(3章8)
【~2128年】 23歳くらいまで、自然保護や反政府活動に参加。(3章8)
【2130年】 25歳で医療関係の研究所に転職。実験助手として採用される。(3章8)
【2132年】 27歳でHIXに非常勤研究員として採用され、1年半後に正規社員となる。(3章8)
その後いつまでHIXに所属したのかは不明。(3章8)
※ミュラの調査では約3年間HIXに勤めたとあるが、この情報が究極の恵みの影響を受けたかどうかは不明。公開されていないHIXのデータなので無傷?(3章4)
【~2145年】 自身のクローンを作る。40歳頃。 (2章9)
※一方で、クローンエリーズの年齢が、2221年時点で推定80歳。逆算すると2141年生になるので、まぁ大体それくらいの誤差範囲。
【2155年頃】 50歳頃にハッカの過去を認める発言。(3章2)
【2155~2164年頃】 50代でアメリカの工科大学の教授に採用される。(3章8)
その後は国際的な研究機関を転々とし、その間に情報社会学に関する重要な論文を多数発表し、学会賞を授与されている。(3章8)
【2175年】 70歳の時に現役を引退。(3章8)
【2216年】 クローンのギャロワ、フランスの修道院へ移住。(2章8)
※「エリーズ」の5年前。この頃にオリジナルのギャロワと袂を分つ。
※Wシリーズが2117年の初夏頃から始まるので、「デボラ眠」でハギリ一行が修道院に行き、ベルベットとドンパチしている時には、既に移住済みということになる。いたのかよ。
【2219年】▲ リアルで勤めていた研究所を退職。(2年前)(2章3)
※ルートの調査による情報。(究極の恵み発動後の情報)
※W「人間泣」が2218年の暮のこと。WWが始まるのは2220年からなので、丁度その狭間で退職している。なんか関係あんのかな?
【2220年】▲ 究極の恵みを完成させ、表舞台から姿を消す。(1年くらい前)(プロローグ)
※WW「それデミ」の時期。
【2221年】 消息不明になる。(殺害される)(プロローグ)
※「エリーズ」で半年ほど前から行方不明になっているので、時期的には「リアどこ」あたりで既に殺害されている。
▲に関しては若干、情報に心許なさがありますが、とはいえ特にとんでもない矛盾もなく、まぁまぁ誤差範囲内で収まってるんじゃないかなと思います。
■1個ちょっとだけ引っかかるのは、オーロラ・レポートのくだりで、オーロラがグアトに情報の出どころを肩代わりしてほしいと頼むところ。
グアト(ハギリ)が以前使っていたスーパコンピュータが、「5年ほど前まで稼働していた」という部分。(3章8)
グアトはスーパコンピュータが展示物になっていることを知らず、「転職してからすっかり忘れていた」とのことで、
素直に読めば、ハギリがW「彼女」でニュークリアに拉致られたタイミングでバイバイして、その後すぐに稼働停止したということになりそうですが、
それって大体4年半くらい前のことなんですよね。まぁ四捨五入したら5年ほどってことなのかな。
■究極の恵み、まじで怖い
今回のギャロワまわりの情報は、確かなものと、確かかどうか分からなくなったものが混在しており、非常にややこしいです。なんか誤読してるかも。
オーロラ・レポートや、リアルの物理的な情報は信用しましたが、各所であがった調査報告なんかは、それ本当に本当か?という疑念は拭えず。究極の恵みまじで怖すぎる。ある意味で本当に「死」←
はい、そんなわけで、こんな感じに年表追記しました。
あ、ギャロワの来歴については、あんまりごちゃごちゃしてもアレなので、話の本筋や他作に関連したりする事柄のみ抜粋しての追記にしました。以上です。